本団について

 本楽団は「音楽活動を通じて地域の文化発展に貢献する」という趣旨の下、昭和60年4月に発足しました。人口1万人程の小さな町で楽団を維持するのは大変な事ですが、地域に根差した活動を続けて今に至っています。
 「音楽」の文字が示す通り「音を楽しみ演奏を楽しむ」ことをコンセプトに、町内外のイベントや老人ホームの慰問、定期演奏会である「ファミリーコンサート」や各地域に出向いての出前コンサートなど、さまざまな演奏活動をしています。
 特に、本楽団が企画運営している、町内スクールバンドを一堂に集めた「厚岸町吹奏楽フェスティバル」は過去29回の開催を数え、厚岸町の恒例行事に成長しています。参加者全員での合同演奏もあり、年齢も職業もさまざまな演奏者が力を合わせて一つの曲をつくり上げる取り組みは、毎年新たなる感動を呼んでいます。

プロフィール

昭和59年10月
有志数人が発起人となって吹奏楽活動を始める
昭和60年4月
『厚岸町吹奏楽団』正式発足
(社会人を正団員、学生を準団員として)
昭和62年
町内小中高のスクールバンドを一堂に集めた
『吹奏楽フェスティバル』を企画開催(以後毎年)
平成2年
特別養護老人ホーム「心和園」への音楽慰問開始(以後毎年)
平成3年
吹奏楽コンクール釧路地区大会において代表に選ばれ、全道大会へ初出場
平成5年
定期演奏会『ファミリーコンサート』を開催(以後毎年)
平成15年
地域出前コンサート『ふれあいコンサート』を不定期で開始
平成28年
北海道吹奏楽コンクールにおいて金賞を初受賞

○上記のほか、吹奏楽コンクール出場、町民文化祭での演奏、町内各行事のアトラクション演奏、デイケアセンターでの演奏など演奏活動多数

受賞歴

平成9年10月
厚岸町社会福祉協議会より「福祉活動表彰」
平成15年12月
厚岸町文化協会より「文化功労奨励賞」
平成16年10月
北海道文化団体協議会より「道民芸術祭地方祭奨励賞」
平成28年2月
北海道教育庁釧路教育局より「釧路管内教育実践表彰」